転勤族ってどんな感じなんだろう。
と転勤族の実態が気になる方もいるのではないでしょうか。
実際に転勤族になって発見したことや、自分自身が変わったことなど転勤族の人なら分かってくれるだろうと思うことを今回はご紹介しています。
転勤族について知りたい人はもちろん、現在転勤中で「わかる、わかる~」と暇つぶし程度に共感して頂ければうれしいです。
カーテンのサイズが合っていない
転勤するたびに家が変わる宿命にあるのが転勤族。
家が変わると窓の大きさや個数も変わるため、カーテンはサイズが合わず……
しかし、何度も引っ越しのたびにカーテンを買い換えるのは経済的もよくないので転勤族の場合、少しくらいサイズが合ってなくても使い続けます!
新居を決めるときに窓の大きさを確認すればいいのでは?
と思いますが、何度も引っ越しをしているとカーテンよりももっと重要視したいところが出てきてしまうんです。
正直、外から見えなければ多少サイズが合ってないくらいでは買い換えなくなってしまう現実。
窓の数が多かったり、サイズが全く合ってなかったりどうしても購入しないといけないときは購入しますが、次の家で使えるか分からないしすぐ使わなくなる可能性も考えるとコスパ重視!
免許の住所がたくさん
3年~5年で行われる免許更新。
頻繁に引っ越しを行う転勤族は、次の更新まで住所が何度も変わるため、そのたびに免許証の後ろに住所を記載されます。
免許証の後ろに記載できるのもせいぜい2~3件です。
それより多く引っ越したときは上から訂正テープのようなものを追加されて、新住所を記載してくれます。
そこまでくると、どこまで住所を貯められるか楽しみになってしまうんです。
免許の更新がきて、まっさらな状態になるのは今まで積み上げてきたものがなくなってしまい、少しさみしさを感じてしまう……
診察券やポイントカードが山のように
地域限定のショップなどのポイントカードが財布にどんどん溜まっていきます。
その地域にしかない飲食店やショップのポイントカードは次の居住地では不要となり、また新たな地域のポイントカードが財布に入ってきて財布の中はポイントカードだらけに。
定期的に財布の中のカード類を整理しないとものすごい数のポイントカードになってしまうときも。
最近はスマホでポイントカードを持ち歩くこともできますが、地域限定のショップやスタンプカードはなかなか難しいですよね。
ここで転勤族は注意が必要です!
せっかく貯めたポイントが期限切れで無効になったり、引越し先にはないお店っだったりすると今までのポイントは水の泡。
私はどちらかというと、ポイントはたくさん貯めてドカンと使いたい派ですが無駄になることを考えるとポイントはこまめに使うようにしています。
診察券も同様に、引っ越しをするたびに風邪を引いたり、怪我をして通院する病院の診察券がどんどんと増えていきます。
かかりつけの病院ができないのも、転勤族は大変なところでもありますね。
フライパンや鍋がたくさんある
賃貸ではオール電化の家とガスを使用する家があるため、鍋やフライパンはその家のライフラインに合わせたものを使用しなければいけず、数が増えていく傾向にあります。
地域や会社の規定で社宅として選べる基準によるかもしれませんが、オール電化のほうがやや少ないように感じます。
今まで数件引っ越しを重ねてきましたが、そのほとんどがガスを使用していました。
そのため、もちろん鍋やフライパンは何も考えず購入。
自然と価格の安いガス専用のものを手にしています。
オール電化の住宅はIHコンロになるため、専用の鍋とフライパンが必要です。
IH専用のフライパンや鍋がない場合は購入しなければいけず、これが結構な出費なんですよね。
・少し大きめの鍋
・取り分け用の小さい鍋
・野菜炒め用のフライパン
・卵焼き用のフライパン
これだけの数をそろえるのに、いくらケチってもIH用は1万円くらいは行くのではないでしょうか。
増えていく鍋たちを収納する場所の確保も大変です。
中には運良く、ガスで使っていたフライパンなどがIHで使えることがありますが、ほとんどは鍋をIHコンロの上に置いても反応してくれません。
その逆に、IH用の鍋やフライパンはガスコンロでも使用が可能なのでオール電化からガスの住宅に引っ越すときは、前に使っていたガス用の鍋+IH用の鍋があるのでしばらく購入することはありません。
家具を買うときは、次の家でもつかえるか考える
大きな家具を買うときは次の家でも使えるか、本当に必要なものかを考えてしまう!
とくに大きな家具を購入するときは考えてしまいます。
今住んでいる家にピッタリのサイズやデザインでも次の家で使えなければ無駄になってしまうので、購入するときは毎回よく吟味するのがあたりまえ。
結局購入しないなんてことも日常茶飯事ですが、私も最初の頃はよく購入しては失敗を繰り返していました。
なので今はほとんど大きな家具はありません。
そのほうが引っ越しも楽ですし、掃除もかなり簡単にできます。
たまに、SNSでおしゃれな家具や部屋をみると真似したくなりますが、ぐっと我慢です。
郵便番号や住所がごちゃまぜになる
何度も引っ越しをしていると、住所の番地や郵便番号がごちゃまぜになってしまいます。
覚えているはずの今の住所をど忘れすることが……
新しい住所や郵便番号も比較的すぐ覚えられるのですが、ふとした瞬間にいつかの郵便番号や番地が頭をよぎり混乱状態に!
もうここまでくると、夫は郵便番号を覚えることすらしなくなりました。
毎回聞かれるので、いい加減覚えてほしいですが気持ちは少しわかります。
もう覚えておく必要のないと分かっていても、前の住所もなかなか記憶から消えないものなのです。
開かずのダンボール
引っ越しの荷造りといえばダンボールですが、
「またすぐ引っ越しするし、あんまり使わないからこのままでいいか」
と思い荷解きをしないダンボールが何個か存在します。
結局本当に次の引っ越しのときまで開けないダンボールもあります。
というか、開かずのダンボールのほとんどがそうだといっても過言ではないでしょう。
捨てても誰も気づきません。
私は、次の引っ越しまでダンボールから出さなかった物や一度も手に取らなかったものは処分しています。
そうすることで引っ越しのときも楽になるし、夢のミニマリストにも近づけます。
あとは、極力クリアケースで収納すると引っ越しのときにそのまま運んで貰えるので荷造りが楽!
ダンボールで収納してても大丈夫そうなものは、そのまま見えないところに収納してしまっています。
どうしても、見栄えより引っ越しの大変さのほうが勝ってしまうので目隠してごまかすのも転勤族の技ですね。
便座カバーは貼るタイプ
便座カバーは、その家々でトイレの形が違うので便座カバーは貼るタイプが一番使い回せます。
便座カバーと便座フタカバーは上からかぶせて付けるようになっているのがほとんどです。
そのため、便座の形によって付けられないものもあるので、お気に入りのカバーを付けられない自体が発生します。
便座カバーの貼るタイプ(便座シート)ならどんな形の便座でも、便座にペタっと貼るだけなので便座シートから自分のお気に入りのデザインを探すようにしています。
貼るタイプの便座シートは洗濯するときの付け外しが簡単!
家事の時短にもおすすめアイテムです。
手続きの達人
引っ越しをするときは数え切れないほどの手続きが必要になります。
でも、何度か引っ越しをしていると慣れてきます!
が、やはり数が多くて一度にすべての手続きを終わらせられないので、スケジュールを組むのが大変です。
・ガス
・水道
・ネット
・免許証
・住民票
・保険
・ケータイ
・銀行 etc……
3回目の引っ越しくらいからは慣れたもので手続きも荷造りにも余裕がでてきます。
突っ張り棒がやまのように
今では収納便利グッズとして欠かせないのが、突っ張り棒ですよね!
引っ越すことで家の間取りや広さが変わる転勤族。
そのたびに家に合う長さの突っ張り棒を買い替えなければいけないので、どんどん突っ張り棒の数が増えていきます。
もちろん使い回せるやつは使い回しますが、意外と長さが合わないことが多いんですよね……
突っ張り棒シンク下に棚を作りデッドスペースを有効利用したり、靴棚に突っ張れば靴の収納数を各段に多くできたりと今は無くてはならないアイテムのひとつです。
物はあまり増やしたくないですが、大きな家具や収納を購入しにくい転勤族にとっては神アイテムのひとつです。
まとめ
転勤族ならではのあるあるをご紹介しました。
定住していると「そんなことありえないでしょ!」と思うことも、長年転勤族暮らしで引っ越しなどを繰り返しているとそれが当たり前になってしまいます。
でもそれはデメリットではなく、むしろかなりのメリットです。
家の中が使っていないもので溢れることもなく、手続きが早いのもなにか合ったときには役立ちます。
転勤族は大変だし、苦労しそうと思われがちです。私も実際に転勤族として生活していて、完全否定はできません。
でも、生活していく上で人として成長させてくれることがたくさんあるということを知っていただけたらと思います。
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