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キルティング生地は水通しが必要!幼稚園バッグを作る前に要確認!

幼稚園やプレ幼稚園へ入園すると、幼稚園指定サイズの絵本バッグや体操着を入れる巾着を手作りすることがあります。

 

そのときに使用する生地の多くはキルティング生地でしょう。

必ず手作りでなければダメ!という幼稚園もあるようですが、はじめて幼稚園バッグを手作りするというママもいますよね。

 

今回はキルティング生地の裁縫に入る前の水通しについてご紹介します。

ハンドメイド自体はじめてという方は「水通し」がなんなのかわからないという方もいるかと思います。

 

水通しの必要性から解説するので、レッスンバッグを作る前に確認してみてください。

 

私も実際に幼稚園の入園の際に手作りしましたが、水通しをせずに作ったレッスンバッグを洗濯する際、縮んでしまわないかとてもヒヤヒヤしていました。

そうならないためにも、キルティング生地は水通しすることをおすすめします。

 

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水通しはなぜしなきゃ行けないの?

最初に、キルティング生地に関わらずハンドメイドする前の生地はなぜ水通しをしなければいけないのかを理解しておきましょう。

 

正直、水通し自体は面倒なことではないですが、生地を購入したらそのまま作製に入りたいところですよね。

でも、なぜ水通しが必要なのかを知っておくことで、どれだけ水通しが大切な工程なのか理解できます。

 

水通しが必要な理由

・色落ち
・生地の収縮
・糊を落とす
・地直し

 

⒈色落ち

生地に色を付けるときは塗料を使用しています。

全部の製品がそうとは限りませんが、とくに濃い色がついている生地は水に濡らすと色が落ちる可能性があります。

 

水通しをせずに手作りしたものをそのまま洗濯してしまうと、ひどく色が落ちしたときに他の洗濯物に色移りしてしまうかもしれません。

 

また、バッグなどは雨に濡れて塗料が衣類に付いてしまうことも考えられるでしょう。

そんな最悪な事態になる前に、水通しをして色落ちする塗料を落としておきます。

 

⒉生地の収縮

綿や麻生地は水に濡らし乾かすと縮む性質を持っています。

 

そのため、寸法を測ってサイズ通りに作った手作りの作品も水通しをしていない作品を洗濯してしまうと一回り小さくなったり形が悪くなったりすることが考えられます。

 

とくにレッスンバッグや着替え袋は汚れたものを入れたり、外に持ち出すためとても汚れやすくなっています。

洗濯することが頻繁にあるレッスンバッグなどを作るときは必ず水通しをしてから手作りするのがおすすめです。

 

幼稚園バッグはサイズが指定されているので、作り直すのも大変ですよね。

私は、水通しをしなかったばかりにはじめて洗濯するときはヒヤヒヤしながら洗濯をしました。

 

⒊糊を落とす

キルティングではあまり関係ないかもしれませんが、新しい生地には「糊」が付いています。

 

とくに赤ちゃんのものや肌に触れるものを手作りするときは、糊を落としてから作るようにしましょう。

糊が肌に触れることで、肌荒れを起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

⒋地直し

地直しもキルティング生地ではあまり重要度は高くありません。

 

生地は工場などで作られてから、私たちが手作りするまでに生地に歪みが生じてしまいます。

衣類などを作るときはとくに、ミリ単位で寸法を合わせなければバランスが悪くなってしまいます。

 

その歪みを治すことが地直しをすることです。

幼稚園バッグを作るときにはそれほど重要な工程ではないので、ここでは割愛します。

 

もちろん私も地直しの工程はしていませんが、普通に売っているくらいの幼稚園バッグを作ることができましたよ。

 

水通しをしたほうがいい生地とは?

生地には水通しをした方がいい生地としてはいけない生地が存在します。

 

水通しをした方がいい生地の特徴は以下の2つ!

  • 素材が天然のもので作られている
  • 水で濡らすと縮む性質をもつ

 

ベビー用品や小物などハンドメイドするときに使用する生地のほとんどに該当します。

 

たとえば

・綿
・ガーゼ
・麻
・デニム
・麻綿

などが挙げられます。

 

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キルティングも水通しが必要!

キルティングは水通しが必要ない!

という声をよく聞きますが、キルティング生地も面倒ですが水通しをしたほうがいいです。

 

幼稚園バッグなどの場合はとくに!

あとは、洗濯をする可能性のある物をキルティング生地で作る予定の人は水通しすることをおすすめします。

 

なぜなら、洗濯するときに縮んでしまい

・作り直さなければいけない
・形が崩れてしまう

可能性があるからです。

 

私も、子どもが幼稚園に入園するときにキルティング生地で絵本バッグや靴袋などを作りました。

しかし、残念なことに水通しはしませんでした……

 

・キルティング生地を水通しすると考えたことがなかった
・今後洗う予定があると、予測していなかった

 

この2つが頭にあったので水通しをしませんでしたがのちに後悔することになったのは、子どもが幼稚園の夏休みに入り全ての道具を家に持って帰ってきたときのことです。

 

当然のことに、洗えるものは洗濯をするのですがキルティング生地を手にした瞬間、青ざめてしまいました。

 

「これって、洗濯していいの?」
「水通ししてないよね?」
「もしかして、作り直しすることになるかも……」

 

最悪の事態を事前に防ぐためにも、キルティング生地も水通しをしてから作品を作りましょう!

 

 

キルティング生地の水通しの仕方

ここではキルティング生地の水通しの方法をご紹介します。

あくまでもキルティング生地に限りますが、他の生地ともほとんど変わりありません。

 

違うとすれば、脱水の時間が少し長いのとアイロンがけ時に注意が必要なくらいでしょう。

 

⒈水を貯めて生地をひたす

最初に生地を水に浸します。

バケツ、タライ、洗面台、浴槽など水を貯める場所はどこでも問題はありません。

 

生地全体がしっかりと水に浸ったら、1時間ほど放置します。

このとき、洗剤を入れる必要はありません。

 

1時間ほど経過したら、1〜2回ほどすすぎます。

 

もし、色の濃い生地を水通しする場合は色が滲み出る可能性があります。
別の生地に色が写ってしまうため、分けて水通ししましょう。

 

⒉生地を脱水にかける

濡れた生地をかるく手で絞ります。このときにあまり強く絞らないのがポイント!

生地を傷めてしまうので、水が滴らなくなる程度まで軽くしぼりましょう。

 

脱水する時間も1分程度で十分です。

 

キルティング生地は強く絞ったり脱水を長く掛けるとシワになりやすく、強くシワが残ってしまいます。

キルティング生地はアイロンを強く当てられないので、シワが取りにくいためいかにシワをつけないかが勝負です!

 

⒊日陰で干す

脱水が終わったら、生地を日陰で干します。

この工程が結構重要です!

 

・生地を竿やハンガーにかけた時、地面に縦方向になるように干す
・シワは叩いて伸ばす
・日陰に干す(直射日光は厳禁)
・半乾き状態で取り込む

 

生地を干したときにシワがある場合、叩いてシワを伸ばしましょう。

引っ張りすぎると繊維が壊れたり、生地の目がずれることもあります。

 

また、直射日光の方が早く乾くため日向に干したいところですが

  • 生地が日に焼けてしまう
  • 繊維が痛んでしまう

ことがあるため、日陰に干しましょう。

 

乾かし過ぎてしまうと、次の工程でしわ伸ばしがしずらくなります。

キルティング生地はとくに、乾かし過ぎに気をつけてください。

 

⒋アイロンをかける

最後にアイロンを掛けます。

アイロンがけはシワを伸ばしたり地直しをする工程です。

 

しかし、キルティング生地は強くアイロンを当ててしまうと潰れてしまいます。

だから、半乾き具合が鍵を握ります。

 

キルティング生地以外の生地はシワを伸ばすように力を加えることができますが、キルティング生地はペチャンコになってしまうので軽く当てる程度に抑えましょう。

 

それでもシワが伸びないときは次のことを試してみましょう!

・霧吹きでシワの部分のみを濡らす
・アイロンのスチームを当ててみる

 

長く使うなら水通しをしよう!

好きな生地を購入して、作品をイメージ!

そのあとに、水通しの工程があるのは正直面倒ですし制作威力が半減してしまいますよね。

 

水通しがあることで、後回にしてしまうことも……

でも、せっかく苦労をして作るのだから洗濯を何度しても長く使えるものを作りたいものです。

 

幼稚園など子どもが使用するものはとくに汚れやすく、頻繁に洗濯をします。

なので、長く使うためにも最初に水通しをしておきましょう。

 

忙しいママやパパはバッグ作る時間があるならドラマの一つでも見たいし、好きなことをしたいはず!

ハンドメイドどは最初が肝心です。めんどくさがらずに未来の自分のために水通しを!

 

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