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転勤族のデメリットとは?理解を深めて対策すれば怖くない

夫が、転勤になるかもしれない。

大好きな彼が、転勤の可能性があるから結婚を悩んでいる。

 

転勤族はどうしても、短期間で引っ越しを行なうため、安定した生活を送るというのは難しくなります。

そこから、

 

「転勤族は大変そう」

「転勤族は苦労する」

 

とイメージされてしまいがちです。

 

でも、あらかじめ転勤族のデメリットを認識しておくと「こんなはずじゃなかった」と大変な思いをすることもなくなります。

 

でもデメリットを知っとくことで、

 

「これくらいのデメリットならやっていけるかも」

 

と自信が湧いてくるケースもありますよ。

 

 

悪いイメージを払拭するためにも、デメリットはしっかりと把握しておきましょう

 

転勤族6年目で育児奮闘中の私がデメリットについてまとめてみました。

 

現在転勤族です!

というかたも、「そうそう!」とうなずいていただければと思います。

 

転勤族で悩んでいるあなた。

辛いと悩んでいるあなた。

 

あなただけが転勤族ではありません。全国各地にあなたの仲間がいます。

 

 

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転勤族とは

転勤族とは、

勤めている会社のなんらかの事情で、就職した土地から地方の営業所へ移動すること

それに伴い、今住んでいる住居より通勤が難しい場合は転居する必要があること

 

半数以上は、引っ越しをしなければいけない距離への転勤でしょう。

子どもがいる場合は園や学校の転園、転校手続きが必要となります。

 

転勤の辞令がおりてからは、ライフラインの手続きや引っ越しの荷造りと忙しくなります。

 

私の知っている限り、辞令が降りてから引っ越しまでの期間が2週間が最短です

ただし、独身世帯に限られてます。

配偶者がいる社員への辞令は遅くても1ヶ月といったところでしょう。

 

転勤のスパンは会社や勤めている業種にもよるとは思いますが

・2年に1度などスパンが決まっているタイプ
・1〜数年おきの不定期タイプ
の2タイプあります。

 

転勤族って本当に悪いことばかり?転勤族のメリット8選
...

 

転勤族のデメリット

あまり良いイメージを持たれない転勤族ですが、実際にどんなことが大変なのでしょう。

 

転勤族のデメリットを理解することで、

 

「意外と転勤族でもやっていけそう」

「悪いイメージばかり気にしすぎてたかも」

「これくらいのデメリットならなんとかなりそう」

 

と思えるかもしれません。

 

私も最初は転勤族というものがどういった感じなのか全くしりませんでした。

でもデメリットと思っていたことに慣れたり、

気にしすぎないようにすればどうってことありません。

 

実家に帰省するのにお金がかかる

 

各地を転々とするため、実家に近い時もあれば、遠いいときもあります。

 

車で数分、数時間程度であれば問題はありません。

しかし、車で帰れるような距離ではない場合は、帰省するのにかなりのお金が掛かります

 

私はよく子どもと2人で飛行機を利用し実家へ帰省しますが、

 

正月・ゴールデンウィーク・お盆

 

年に何度も帰省するのは、とても家計に響きます

 

まだ子どもが2歳なので、親の膝の上に座れば座席料は取られません。

それでも、飛行機を乗り継いで片道1万4千円ほどです。

往復にすると3万円弱…

 

でも、これはかなり早い段階の早割で購入しています。

 

これが2人分の料金になり、急な用事で実家へ行かなければいけなくなった時のことを考えると気が遠くなりそうです

 

車で帰省できる場合でも油断は禁物です。

高速利用料金やガソリン代の往復分だけでも結構な金額になるでしょう

 

時期によっては大渋滞となり、大変な思いをすることもあります。

 

転勤族になるとあまり頻繁には、実家や地元へは帰省できなくなるでしょう。

 

立ち合い出産が難しい

子どもが生まれる時、特に第一子の場合は実家に帰って出産する「里帰り出産」を選ばれる方がほとんどでしょう。

 

はじめての出産、育児は想像以上に大変です。

そのため、両親の力を借りる里帰り出産はとても安心感もあり、新生児の育児に専念できます。

 

しかし、出産に立ち会いたいと思っている旦那さんが赤ちゃんが生まれるその瞬間に立ち会えるのは、転勤族では難しくなります。

 

時と場合によりますが、

計画出産や誘発剤を投与しての出産などおおよその生まれる日にちが分かれば、仕事の都合を付けて立ち会うことは可能です。

でも出産は何が起こるかわからない、ということは頭に入れておいてくださいね。

 

飛行機を使わなければいけない場合や車で数時間と移動に時間が掛かるのであれば、立ち会うことは難しくなるでしょう。

 

里帰り体験談!

私も里帰り出産をしました。

 

実家までは車で8時間(高速利用)、飛行機でも乗り継いで丸一日掛かります。

「陣痛かもしれない……」

と思ったのがAM2時頃。

その日の17時頃に長女が誕生!

 

残念ながら、立ち会うことはできませんでした

 

里帰り出産のここが難しい!

・はじめての出産はこれが陣痛なのかもわからないので、もう生まれるかもと断言することができない
・陣痛が始まっても何日も生まれないということもありえる

 

そうなると、旦那さんが駆けつけても、数日生まれないなんてこともあるため

「今すぐきて!」

とGOサインを出すことができませんでした。

 

会社を何日も休むこともできず、出発するべきなのか判断を悩んでいるうちに、結局は間に合わず立ち会えませんでした。

 

出産は一生に何度もあるわけではないので、父親として立ち会いたいという思いはありますが、転勤族なので理解すべきところではあります。

 

立ち会いができなかったからといって、子どもへの愛情が半減したりなどは一切ないので安心してくださいね。

 

 

行きつけ、かかりつけができない

転勤族になると、

 

・病院
・美容院
・カフェ
・BAR

 

などの行きつけ・かかりつけができにくくなります

 

特に病院であれば、自分の過去の病気や身体の特徴がカルテに残っていたり、先生が覚えていてくれるかかりつけ病院は安心しますよね。

 

しかし、転勤するごとに自分にあっている病院を探さなくてはいけません。

ネットで口コミを調べたりするのも正直大変です。

 

長期に渡って薬を飲む必要があるときは、

 

現在通っている医師に相談をして紹介状などを書いてもらいましょう

 

ある程度の症状を引き継いでもらうことができるでしょう。

 

美容室で自分に合ったスタイリストさんを見つけるのも結構大変ですよね……

せっかく自分のスタイリングをわかってくれるスタイリストさんが見つかったと思ったら、転勤なんてこともあります。

 

ショーットカットなど修正が効かない髪形にカットするのであれば引っ越す前に切ってもらうのがオススメです。

 

私の場合、カラーからお願いして自分の好みに仕上げてくれたら、カットもお願いしています。

だいたい、カラーで自分の希望通りにしてくれるスタイリストさんにカットでも、理想通りに仕上げてくれることがほとんどでした

 

また、お気に入りのカフェやBARも「私の行きつけ!」と言えるようになる頃には、さようならをしなければいけません。

 

近所付き合いとかカフェの店員さんと顔見知りとか少し羨ましく思ってしまいます。

 

転勤族の妻に向いている人と向いていない人の違い|好きな彼が転勤族だったらあなたは?
...

 

マイホーム持てない、終の住処はどこに

転勤族は一つの土地に定住することはできません

 

同じ職業に付いているのであれば、定年まで転勤なんてこともあるでしょう。

 

ただ、転勤のある職種でも管理職まで昇進すれば一つの土地での任期が長く、しばらく同じ土地に住むこともありえます。

 

しかし、転勤族はマイホームを建てることに悩むケースがほとんどです。

 

マイホームを持つというのは、人生設計のひとつ。

 

終の棲家として住み慣れた土地で老後をゆっくり過ごせるのは最大のメリットですよね。

 

マイホームを建てて定住すると言う事は、旦那さんが単身赴任をしなくては行けません。

 

家は人が住まないとダメになってしまうので、マイホームを購入してから転勤について行くことは、ほぼほぼないでしょう。

 

でも、ずっと各地を転々としてるのも将来的な不安もあります。

 

費用の面で考えると、一軒家を建てるのとずっと賃貸住まいだった場合、意外と差もないようです。

 

一軒家建てた方が、老後は経済的に楽なのかなとも思いますが、

 

・固定資産税

・設備の故障

・壁の塗り替え

 

といろいろと維持にお金が掛かかります。

 

あとは地元に戻るのか、転勤先で住みやすい土地を見つけて住み続けるのか……

 

定職につけない

旦那さんが転勤族だと、数年に一度引っ越すため定職に就くことができません

 

子どもがいるとなおさらでしょう。

転勤族で数年後には退職するかも知れず、小さい子どもがいると体調を壊して頻繁に休む可能性があり、採用優先度は低くなってしまいます。

 

もし、働きに出たとしても、仕事にも人間関係にもやっと慣れてきたと思ったら辞めなければいけません。

引っ越し先で、また一から職探すこととなるでしょう。

 

しかし、看護師や介護士など資格があるとフルタイムでもすぐに職に就くことができます。

 

旦那さんが転勤族の可能性があるのであれば、すぐに就職できるような資格を取得するのもいいかもしれませんね。

 

人間関係はリセットされてしまいますが、嫌な人がいる場合、ずっと一緒に働かなくていいと割り切れるので気持ち的には楽ですね。

 

「転勤族妻は働けない」はウソ?在宅ワークがおすすめの3つの理由
...

 

子どものため単身赴任になる可能性

子どもが成長して、小学生に入学すると転勤のたびに「転校」しなければいけません。

 

何度も学校が変わると子どもも仲良くなった友だちとお別れをしなければいけず、環境も変わるため負担になってしまいます。

 

子どものことを考えると、ある程度大きくなったタイミングで旦那さんは単身赴任となる可能性は高くなるでしょう

 

それぞれの家庭環境や考え方にはよると思いますが、子どものことを第一に考えると単身赴任という選択にいたることがほとんどだと思います。

 

ママ友との関係も一からになるので、母親としても定住した方が安定した暮らしはできますが、お父さんと会う機会が一気に減るので子どもには寂し思いをさせてしまうかもしれません。

 

ただ、会社の福利厚生によって単身赴任をした家庭には、

 

家族の元へ帰る交通費を負担してくれることもあるので、

 

子どもに会うための経済的な心配は解消されますね。

 

我が家はまだ子どもが小さいので転勤に一緒に移動していますが、子どもの様子をみて単身赴任を考えないととは思っています。

 

あと、子どもが熱中できる習い事とか見つけたら全力でサポートしたいので、

「転勤について行けなくなるかもな」

と感じます。

 

 

手続きが大変

引っ越しをすると住所が変わるため、さまざまなサービスの住所変更をしなければいけません

また、水道、ガス、電気などのライフラインは

 

・いつまでで今の契約を終了するのか
・引っ越し先のライフラインはいつから利用するのか

 

それぞれに電話連絡する必要があります

 

同じ市内や、賃貸で利用しているガス会社や電気会社が一緒なら複数の会社に連絡をする必要はありません。

住所変更の連絡を今使っている会社にすればいいだけ!

 

しかし、転居先を決めるときには分かりませんし、

ガス会社が一緒だからここにしよう!

とはないでしょう。

 

1番気をつけなければならないのが、インターネットの回線です。

今では、生活の中で欠かせなくなっているWi-Fi。

 

引越し先でも簡単な手続きのみで利用を開始できるといいですが、回線を宅内まで引いたり、宅内環境によって今利用のインターネット回線を利用できない可能性もあります。

 

タイミング次第では転居先ですぐインターネットを利用することができないこともあるので、お仕事で利用している方は注意が必要です。

 

▼転勤族はポイケットWi-Fiや置くだけインターネットがおすすめ!▼

 

<手続きが必要なもの>

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • インターネット回線
  • プロバイダ
  • 携帯
  • 銀行
  • 免許証
  • 車のローン
  • 車の任意保険
  • 車の登録
  • 駐車場
  • クレジットカード
  • 住民票
  • マイナンバー
  • 児童手当
  • パスポート
  • 生命保険
  • 郵便局転送
  • 幼稚園や学校
  • ネットショッピング
  • ポイントカード

 

これらは、引っ越しをしたら住所変更などが必要な手続きです。

 

多いと思いますが、住所変更を行なっていなければ受けられるサービスが受けられないことや、手続きに時間がかかってしまうことがあるので、忘れずに行いましょう。

 

まずは「免許証」と転出・転入届を出して「住民票」の変更を行なうと、住所の証明ができるので、変更がスムーズになります。

 

まとめ

転勤族は複数のデメリットがあることが分かりましたね。

もし、これから転勤族になるかもしれないと悩んでいる方は、これらのデメリットを最初に知っていることはのちのち力になります。

 

転勤族になってからいいことも、悪いことも知るにはとても負担になるでしょう。

 

あらかじめ知っておくと対策を考えられたり、

 

こんなはずでは……

 

と最悪「離婚」なんてことになることは避けられます。

 

とはいえ、転勤族はデメリットばかりではありません。

デメリットを超えるメリットと感じられることもたくさんあります

 

置かれた状況をどれだけ楽しめるか、が転勤族でも楽しく生活していけるかの秘訣です。

 

 

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