転勤族の妻になると働けないと思っている方も多いのではないのでしょうか。
旦那さんの転勤に付いて行くのは、妻としての務め。
でも昔とは違い共働き世帯が多くなる中、専業主婦で家庭を守っているのは時代遅れと思ってしまうこともありますよね。
今回は転勤族の私が専業主婦を脱出し、在宅ワークでフリーランスとして働いてみて、フリーランスという働き方を転勤族妻におすすめする理由をご紹介します。
転勤族妻が外に働きに行けない理由
「転勤族の妻は働けない」という世の中の考えは間違っていません。
私も夫の転勤で飛び歩き、パートで働くことは可能でもすぐに辞めてしまうことを前提で雇ってくれるところは正直少ないです。
特に正社員や人気の求人では最終選考まで残ることは少ないでしょう。
確かに自分が雇う側の人間でも、
「せっかく仕事を教えて一人前になり戦力として働けるようになったのに転勤、引っ越しで辞めてしまう」
そんなことを考えると、時間やコストが無駄になってしまうので雇うのを渋るのが本音だと思います。
妊娠や出産が転勤が被ったら尚更働けない…
夫の転勤と同時に妊娠や出産が重なると、なおのこと外に働きに出るのは難しくなります。
私も妊娠発覚と同時期に夫に転勤の事例が降りました。
もちろん、働き続けることは出来ないので退職。
そのまま働いていたら育休などを取得し働き続けることは可能だったかもしれません。
しかし、引っ越しをして新しい土地、新しい命を授かった体で新しい仕事に就くことは難しく止む終えなく専業主婦となりました。
子どもが生まれてからも保育園の問題や転勤族ということから、働きに出るのは難しいと判断ししばらくは無収入でした。
でもやっぱり、
・自分で自由に使えるお金が欲しい
という気持ちもどこかにあり、しばらく悶々とした気持ちで過ごしているときに出会えたのがフリーランスという働き方です。
専業主婦をしている時も、
「スキマ時間でなのかできればいいのに…」
とずっと思っていましたが内職のイメージが強く、シール貼りや袋詰作業しかないと思って諦めていました。
でも時代は進んで、パソコンがあればどこでも働くことができます。
私はフリーランスとして在宅ワークという働き方に出会えて、
やる気がみなぎり充実した日々を過ごすことができるようになりました。
フリーランスは転勤族妻におすすめな3つの理由
実際に転勤族で小さな子どもがいる私がフリーランスとして働いてみて、旦那さんが転勤のある職業に就いている方におすすめと思う理由をご紹介します。
<おすすめの理由!>
・どこにいても続けられる
・子どもとの時間も大切にできる
・産休・育休の取得が自由の代わりに”無収入”に…
どこにいても続けられる
フリーランスは時間も場所も制限がないため、どこにいても働き続けることができます!
転勤族の妻が一番大変なのが引っ越しの度に仕事を辞め、新しい仕事を探さないだめということ。
手に職が就いている人、看護師さんなどは比較的に見つかりやすいイメージですが今までと同じような職種が引っ越した土地の求人にあるとは限りません。
なので”経験”を全面に出して職探しをすることは難しい現実…
履歴書を書いて、面接してをその先々で行うのは結構大変です。
すぐに決まるとも限りません……
でもフリーランスなら引越し先でも継続して同じお仕事ができます。
私はwebライターとしてフリーランスで活動していますが、その間に3度引っ越しをしました。
もちろんそのまま継続中です。
新しく仕事を探すこともなく、通常通りに仕事を行うだけ。
これは転勤族にはかなりのメリットだと感じています。
転勤のスパンが早ければ早いほど外に働きに行くのは難しくなると思いますがフリーランスとしてなら、
いつ引っ越しになってもスケジュール管理は全て自分次第なので働き続けることが可能です。
しかし、注意しなければいけないポイントもあります。
引っ越しの時はネット環境が途絶えてしまうので少しの間はお休みしなくてはいけません。
しかし、環境が整えばすぐにお仕事スタートできます。
新しい土地を少し探検したい時などは、最初の時期はお仕事をセーブして観光を楽しんだり柔軟にお仕事できるので充実した生活を送ることができるのがおすすめポイントです。
子どもが生まれても
フリーランスは産休も育休も自分で決められます!
子どもを妊娠したときに産休や育休を取得できる制度がありますが、転勤族だと正直産休や育休は取りにくいですよね……。
休んでいる間に夫が転勤になったら申し訳ないと思ってしまう。
そもそも転勤族だと正社員で働くことが少なくなり、パートで働くケースが多くなりますが産休や育休を取得できる条件に当てはまるのかが問題になってきます。
しかし、フリーランスで在宅で働いていると産休や育休の期間は自分で設定可能。
子どもとの時間を大切にしたい、成長を見届けてあげたいと思っている方にはピッタリ!
収入を得ながら、子どもとの時間を有意義に過ごすことができます。
体調が整ったら自分の好きなタイミングでお仕事をスタートさせることもできますよ!
子どもがまだねんね期の時は、寝ている時間も長く仕事の時間も取りやすいです。
私はその時期に在宅でなにか出来ないかなと思っていた矢先、webライターに巡り合うことができました。
私のように専業主婦でも育児中でもぼーっとしてるくらいなら
何かしたい!
働きたい!
と思っている方にはスキマ時間からでも初められるフリーランスとしての働き方がおすすめです。
産休・育休の取得が自由の代わりに”無収入”に…
しかし妊娠・出産・育児で注意しなければいけないこともあります。
・寝不足になり育児が疎かになる
・仕事を休むと無収入になる
まず体調第一ということ。
妊娠している時は自分ひとりの体ではありません。
webライターとして働いていると同じ姿勢で座り続けていることも多く、赤ちゃんにはあまり良くありません。
育児をしているときも仕事のしすぎで寝不足になり育児が疎かになったり、仕事優先にならないように注意が必要です。
また、産休や育休の取得は自由と言いましたがフリーランスが休むということはその間”無収入”になるということ。
お小遣い程度の稼ぎしか働いていないのであれば、多少長期休業となっても問題ありません。
しかし、生活を支えるほどの収入になっている場合はあまり長期休業は家計に響いてきますね。
しかも長期休むことによってお仕事をくださっていたクライアントさんとの信頼関係にも繋がり、お仕事が途絶えてしまう可能性も…
クライアントさんもその辺は考慮してほしいですが、
「どうしてもあなたじゃなきゃいけない!」
と思ってくれていない限り、仕事のライバルはたくさんいます。
体調と相談しながら仕事に復帰する必要がありますね。
とはいっても、子どもの成長はあっという間でその瞬間はその時しかないのでしっかりと目に焼き付けて置きたい……
体調や収入、育児など様々な方面のことを考えて同僚に気を使わずに休めたり、仕事量を調整したりできるのもフリーランスのいいところではないでしょうか。
誰でも始められる
私も今はフリーランスのwebライターとして活動していますが、それまでに記事を執筆したこともなければ漢字も苦手でした。
インターネットの普及によりwebサイトが多くなり、サイトが多くなると記事を書く人も大勢必要になってきます。
誰もが、分からないことや悩みがあるとwebを使って答えを見つけようとしたことはあるでしょう。
私も分からないことはすぐ、webで検索しています!
クラウドソーシングというサービスには初心者からでもお仕事ができる求人がたくさん。
インターネットの環境とパソコンさえあれば誰でも始めることができます。
webデザインや動画編集など専門知識が必要なお仕事もありますが、未経験でも始めやすいのがwebライターです。
<始めやすい理由!>
もちろん記事の執筆方法を勉強する必要もあり、クライアントが作成したマニュアル通りに執筆することもあります。
でも、専門分野を改めて0から勉強するより遥かに短時間で始めることができます。
記事の執筆も奥が深く高度な知識を取得するにはかなりの時間は要しますが…
▼おすすめのクラウドソーシング!▼
転勤族がフリーランスで働く時の注意点
転勤族がフリーランスとして働くときの注意点もいくつかあります。
・引っ越し先のネット環境の有無
・住所が変わるので手続きが必要
引っ越しになると仕事を休まなければいけない
やっぱり引っ越し近づいてきたときは荷造りや手続きもあるので仕事を休まなければいけません。
この時は収入も減ってしまいますし、クライアントへお仕事を少しの間お休みすることを伝える必要がありますね。
引っ越し先のネット環境の有無
フリーランスとしてとても重要なインターネットの環境がどうなるかによってもいつまでお仕事ができないか左右します。
今住んでいる家を退去するときはその日までネット契約をしていればインターネットの利用は可能です。
しかし、新しい家でネットの環境が整うのは少し時間が掛かってしまいます。
築年数の新しい家であればインターネット利用可の物件がほとんどですが、中にはインターネットの配線が行われいない物件もあるでしょう。
配線が行われていない物件であれば、開通工事といって少し大掛かりな配線工事が必要なので少し時間がかかります。
電柱からインターネットの配線を引っ張り、宅内まで届けるために壁にビス留めが必要となるケースもありオーナーさんの許可取りが必要と時間もかなりかかります。
最悪の場合インターネットが使えなくなることも…
フリーランスとして働いている場合は引っ越し先の物件のネット利用状況を十分に確認してから物件を決めてくださいね。
住所が変わるので手続きが必要
在宅で仕事をしているともちろん収入もあります。
収入が多ければ多いほど手続きも複雑になり、節税対策で個人事業主として開業する人も出てくるはずです。
その度に
・クライアントへ住所変更したことを伝る
通常では起こらない業務も発生します。
転勤を繰り返していると、各所の住所変更や免許の更新手続きなど自分なりのフォーマットも完成するのでどうってことなくなりますが、
フリーランスとして働くとそのフォーマットに一つ手続きが加わることを忘れないでください。
まとめ
フリーランスとして働くことに多少のデメリットもありますが、転勤族の妻として専業主婦一択だった時代ではなくなっています。
本当は働きたい、少しでも自分で自由に使えるお小遣いが欲しいなど収入の大小に関わらず、フリーランスは転勤族でも働き続けることができる働き方だと思います。
気軽に始めることができるので、試しに…
という感覚でスタートしてみるのもいいと思います。
働き方に会う合わないは有ると思うので、自分に合った働き方か試してみてはいかがでしょう。
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