幼稚園や習い事をしていると、子どもたちは手作りか既製品のレッスンバックや着替え袋を使いますよね?
どれくらいの頻度で洗濯をしていますか?
というか、キルティング生地の物は洗っていますか?
今回は、子どもたちが使うキルト生地を使ったレッスンバックや着替え袋は洗濯をしていいのかや洗濯の方法をご紹介します。
<こんな方は読んでみて!>
・汚れが目立ってきたけど洗濯をしていいのか迷っている方
・キルティング生地は洗濯しても大丈夫なのか不安な方
キルト生地のレッスンバックは洗濯できる?
結論から言うと、キルティング生地のレッスンバッグや着替え袋は洗濯可能です。
手洗いでも洗濯機でも洗濯はできます。
ただし、場合によっては洗濯をすることで縮む可能性があることを覚えておきましょう。
ハンドメイド作品の場合は形作る前に生地を水通しすることで、完成後に洗濯をしても収縮を防ぐことが可能です。
まず、手芸店やショップで既に完成しているレッスンバッグを購入した場合。
生地を水通しをしてから、作っているかが不明です。洗濯後に縮んでしまう可能性は大!!
洗濯したあとに、形が崩れたりサイズが一回り小さくなったと感じるかもしれません。
手作りのものは前述した通り、生地を水通しした場合は洗濯をしても縮む可能性は非常に低く安心して洗濯できます。
もし、水通しをしていない生地で作った場合は完成しているものを購入したときと同様に洗濯後に縮んでしまう可能性が高くなるでしょう。
レッスンバッグはどれくらいで洗濯するの?
レッスンバッグはどのくらいの頻度で洗濯をするものなのでしょう。
私はとくに大きな汚れがない限りは長期の休みの時にしか洗濯はしません。
というのも、毎日持ち歩いているのもが無く週に1度だけ作った作品を持ち帰るときにしようする程度です。
それ以外は園で保管しているので、それほど汚れはありません。
着替え袋もきれいな服を入れているだけで、汚れた服はビニール袋にいれて持ち帰ってくるため基本的には汚れないからです。
これが、毎日通園時に持ち歩いているのであればたくさん汚れるので週末に洗濯するでしょう。
着替え袋も、もし汚れた衣類も入れいているのであれば洗濯の頻度も高く、入れ替えで使えるように着替え袋を2〜3個準備するかもしれません。
それぞれの使用頻度や汚れ具合で洗濯の回数は異なりますが、洗濯しないということはないでしょう。
そうなると、キルティング生地は洗濯の方法が気になってきますよね。
後に紹介しますが、私はキルティング生地で手作りをしましたが水通しをしませんでした。
実際に水通しをしていないキルティング生地のものを洗濯してみたので、もし「水通しをしないで、作ってしまった…」というかたは参考にしてみてください。
キルティング生地の特徴
キルティング生地は子どもが使用するレッスンバックなどのほかにも、小物や衣類など幅広く使われています。
キルティング生地は2枚の生地を使用し、その間には綿を挟めてステッチされているのが一般的です。
そのため、保温性が非常に優れていて、衝撃に強いというのが最大の特徴です。
普通の生地に、いくら裏地を付けていても奇想天外な動きをする子どもたちに持たせるとすぐに破けてしまうことがよくあるでしょう。
キルティングは衝撃に強いという特徴から、子どもたちの持ち物に適している生地ということです。
さらに、生地が2枚に綿を使用してしっかりとした作りの生地なのにも関わらず、家庭用のミシンで縫えるというのも魅力の一つでしょう。
頑丈な生地だけど、ハンドメイド初心者でも気軽に扱える生地ということでママたちも手作りしやすいのです。
ただ、キルティング生地は水に弱いという難点があります。
洗濯は水に濡らすので、キルティング生地の洗濯する際の注意点は確認しておきましょう。
キルティング生地を洗濯するときの注意点
キルティング生地はその他の生地とは少し違い、洗濯するとき注意しなければいけないことがいくつかあります。
キルティングの注意点!
・キルティングの綿は水に弱く、しっかり乾燥させるのがポイント
・シワはできるだけ伸ばして乾燥させる
キルティング生地は洗濯することは可能です。
しかし、前述した通り水通しを行なっていないと生地が縮んでしまう可能性があります。
完成しているレッスンバッグなどを購入した場合は、洗濯表示のタグが付いていることがあります。
もし、付いているのであれば洗濯表示に従った洗濯方法をしましょう。
また、キルティング生地の中に含まれいている綿は濡れると縮んでしまい、よく乾かさないと型崩れを起こしたりペチャンコになってしまいます。
せっかく作った物も洗濯をしたことで使えなくなり、作り直しをせざる終えなくなりかねません。
しっかりと乾かすことで、キルティング生地本来の肌触りや衝撃に強いといった特徴を残すことができます。
また、キルティング生地はアイロンを強く当てることができません。
想像の通り、アイロンで圧を掛けてしまうと生地がペチャンコになてしまいます。
できる限り干すときにシワを伸ばしてから、乾燥させるのがポイントです!
キルティング生地を干すときのコツ!
・乾燥機を使えるか洗濯表示を確認
・生地を痛めないために日陰で干す
水通しをしていないキルト生地を洗濯してみた結果…
私は子どもが入園するときに、レッスンバッグと着替え袋、上靴入れ、椅子のクッションカバーをキルティン生地で作りました。
しかし、残念なことに水通しをせずに作ってしまったことに気づいたのは、子どもが夏休みに入り家に持って帰ってきたときのこと。
目立った汚れは見当たりませんでしたが、洗濯をしないで保存しているのは嫌だったので、試しに一つ水通しをしていない「クッションカバー」を洗濯機で洗ってみました。
縮んでしまう可能性があったので、まずは一つ……
⒈カバーと中のクッションはジャストサイズ!
手芸は元々、得意な方ではありますがクッションカバーは初めて作りました。
カバーとクッションの大きさはそれほどズレがなくジャストサイズです。
もし、縮んでしまったら比較がしやすいと思い水通しをしていないキルティング生地で作ったクッションカバーを洗濯してみます。
⒉洗濯機で洗います
洗濯前の中綿を取り除いたサイズ感はこんな感じです。
ジャストサイズで作っているので、もし縮んでしまったらパツパツになってしまうことでしょう。
手洗いとも迷ったのですが、洗うたびに手洗いをするのは大変なのでネットに入れて、他の洗濯物と一緒に洗います。
あとは、型崩れや縮むことがないように祈って洗濯機のスタートボタンを押します。
⒊乾燥は物干し竿に二つ折りにして乾かす
洗濯が終わり取り出してみたところ、大きな型崩れや破損はありません。
あとは、キルティング生地の干すときのポイントを抑えて物干し竿に直接二つ折りに掛けて干します。
干すときのポイント!
・乾燥機を使えるか洗濯表示を確認
・生地を痛めないために日陰で干す
⒋【結果】とくに大きな型崩れや収縮は見られませんでした
ネットからだ出して中綿と並べてみても、極端な収縮はみられません。
今回は1日室内で乾燥させたら、中綿まで完全に乾きました。
キルティング生地のふわっとした感じも残っていて、質が落ちた感じはしません。
実際に中綿を乾燥したカバーに入れてみても、今まで通りぴったりサイズで生地が縮むことはありませんでした。
【結果】
・ネットに入れれば洗濯機で他のものと洗っても大丈夫
ただし、
・今回私が使用した生地が既に水通しをしなくてもいい状態だった可能性がある
・何度か洗濯を繰り返すと、収縮する可能性もある
と言うことを覚えておいてください。
生地によっては、初めて洗濯したときにかなり縮むことも考えられます。
と言うことを考えると、手作りをするときは必ず水通しをしてから作ることが望ましいですね!
キルティングで手作りするときは水通しをしよう!
よし!これからレッスンバッグを作るぞ!
と意気込んでも最初の工程が水通しと思うと、正直面倒になってしまいますよね。
今回のように、水通しをしていなくてもキルティングをネットに入れて洗濯をすれば型崩れも収縮もなかったので洗うことはできます。
もちろん、水通しをしなくても作ることはできますし、必ず水通しをしなければいけないわけでもありません。
でも、水通しをせずに作ってしまうと洗濯をして縮むことも考えられ、もう一度いちから作らなければいけなくなることも……
その後の事を考えると、最初に面倒な水通しをしたほうが長く使うことができるでしょう。
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